photo : Akiko Mizuno

 

第2回 石垣島・湘南国際

ドキュメンタリー映画祭

第2回石垣島・湘南国際ドキュメンタリー映画祭の審査結果を以下に公表いたします。
​なお、COVID-19の影響により拠点会場が長期休館になったことなどもあり、2021年の第2次募集及び会場開催は見送らせていただき、2020年の1次募集作品の中から入選作品を決定いたしました。選考及び顕彰方法の変更につきまして、皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

なお、以下に結果及び最終審査委員コメントを掲載いたします。

大賞(グランプリ)

「Birth-めぐるいのち-私なり、母親の作り方」

Birth - The cycles of life-"My Own Way to Become A Mother"  (10:22)

川崎 技花監督 

最終審査委員講評

土屋敏男最終審査委員

映画監督・日テレラボシニアクリエイター)

とてもいい。本人が自分が母親になることは自分を育んでくれた人たちのかけらの集まりであることを気がつく過程がとても素敵に絵も暖かくそして爽やかに表現されている。

筒井武文最終審査委員(映画監督・東京藝大院教授)

自らの体験をアニメーションを使って、実感のこもった作品に仕上げている。絵具の筆触を残したような質感で展開していく。シーンの性格の違いで、技法にもバリエーションが多様で、空間レイアウトの面白さがある。

※著作権等の関係上、全編をご覧いただくことができません。また、上記動画はオムニバス形式の作品「Birth-めぐるいのち-」全体(「私なり、母親の作り方」はオムニバス作品のうちのひとつになります。)の予告編になっておりますことをご理解ください。

 

<作品概要>

出産にまつわる体験談を映像化したドキュメンタリーアニメーション作品。
「私なり、母親の作り方」母の存在を知らないまま育った少女。母親のカケラを拾い集め、母親になっていくストーリー。

<監督プロフィール> 川崎 技花  かわさき あやか

アニメーション作家。青森生まれ屋久島在住
2008年女子美術大学芸術学部メディアアート学科卒業。

一般部門賞

「Cheese, The Nostalgic Future」(14:36)

中川大己監督 

<作品概要>

2017年11月1日。日本一のチーズ職人を決める由緒ある大会にて、柴田千代は史上最速、そして史上初の女性職人として最高賞にあたる農林水産大臣賞に輝いた。「菌は自分の色一色に染めるのでなく、上手にバランスをとっている」。常識外れのチーズとよく言われるその独特な香りと風味、そして旨味。行き着いたのは日本古来の菌と酵母のオリジナル配合だった。日本一となり早2年、チーズ職人柴田千代が醸す未来とはなにか。それは、混沌とした現代社会においても揺らがぬ最も身近な風景かもしれない。

​<監督プロフィール> 中川大己 なかがわ だいき

記憶を擽ることで感じる美味しさの映像表現を始め、文化 / 社会 / 自然環境における潜在的価値へのビジュアルクリエイティブをメインに制作活動中。2018年 ショートショートフィルムフェスティバル U-25 ノミネート。

最終審査委員講評

筒井武文最終審査委員(映画監督・東京藝大院教授)

チーズの質感がCF並みのクオリティで捉えられ、観客の食欲をそそらせる。風景ショットも含め、映像表現が見事。問題は主人公の語りと映像と音楽が張り合って、情報過剰になること。それにより、シーンの流れが単調になってしまっている。

土屋敏男最終審査委員

映画監督・日テレラボシニアクリエイター)

これもとてもいい。けど大賞作品と比べると想いが少し少ない。映像に対する技量はとてもあるんだけど逆にテクニックが見えすぎる気がした。

一般部門賞

「湯ノ里デスク ニセコ山麓、廃校の木工房」(14:39)

及川靖監督 

<作品概要>

世界のスキーリゾート、北海道ニセコの一角にたたずむ廃校の木工房「湯ノ里デスク」。東京から移住した2人の職人が木の風合いを生かした、アイデアあふれる木工品を手掛け、高い評価を受けています。ニセコはリゾート開発が進み、地価の上昇率は全国一。富裕層の外国人が多数訪れ、商売のチャンスが広がっています。しかし2人はバブル景気に踊らされることなく、実直なものづくりを続けます。地域を愛し、地域に愛され、おごらず、たゆまず、自らのスタイルを貫く姿を通して生きる意味を考えます。

<監督プロフィール> 及川靖 おいかわ やすし

1961年、かつては炭都として栄えた北海道夕張市生まれ。北海道新聞記者として、「活字の世界」で生きてきたが、最近、地元のテレビ局に2年間出向し、「映像の世界」で素人ながらニュースやドキュメンタリーを手掛けた。現在は新聞社に復帰、デジタルの編集にかかわる。

最終審査委員講評

土屋敏男最終審査委員

映画監督・日テレラボシニアクリエイター)

とてもいい作品。気負わず淡々と好きなものをじっと見つめる姿勢がとても好感が持てる。その制作姿勢と撮影対象の二人の実直さが相まって地に足のついた良作になっている。

筒井武文最終審査委員(映画監督・東京藝大院教授)

的確な画作りで、観客に内容を伝えようとする姿勢が評価できる。ニセコの環境描写も魅力的。ただ、説明のための構成になっていて、ショット自体の持続の面白さはない。

国際コンペ部門賞

「Bodies for Change」(5:00)

後智子、Victoria Alessandrini、Julia Dotras Garcia共同監督 

<作品概要>

身体的正義をテーマとして掲げるアーティスト、カミーユは、ライブアートを通じて、社会問題に起因するトラウマの克服を試みる。人種差別問題や新型コロナウイルスの大流行など、世界規模の社会問題に翻弄される2020年に、どう社会情勢に対する精神的不安、さらにはその結果として現れる身体的症状を乗り越えることができるのか。世界が分断されて行く今、大きな社会変革への第一歩として、個人個人が心と体の平安を保つことの重要性を訴える。

​<監督プロフィール> 後智子 うしろ ともこ

1994年東京生まれ。英国サセックス大学『開発と社会変革のためのメディア実践』修士課程卒。パーマカルチャーを学ぶため、半年間ヒッピーとして世界中の森で生活し、現在はマルチメディアを通してミニマリズムを提唱している。

最終審査委員講評

筒井武文最終審査委員(映画監督・東京藝大院教授)

最初の社会の問題点を訴える声と映像のモンタージュのかっこよさに惹かれる。ただ、身体と精神の調和を追求するアーティストひとりに集約される後半部分になると、そう単純にまとめていいものか、ドキュメンタリー性の問題で、不満も感じる。

土屋敏男最終審査委員

映画監督・日テレラボシニアクリエイター)

多分とても大切でユニークなことを伝えようとしているし映像のレベルも高いことは認めるが作品としてどう評価するか?と言えばそれほど伝わってくるものがないという意味で高く評価できない。

国内学生A部門賞

「オンライン真空地帯-2020」(14:52)

畠山桃子監督 

<作品概要>

新型コロナウイルスの感染拡大で、大学のキャンパスは封鎖され、私たち大学生はオンライン空間の中に閉じ込められた。毎日長時間、そして、長期間。その真空のような空間の中で大学生たちが体験した、苦しみと嘆き、不安、そして再認識について、オンライン画面上で吐露してもらい、再構成したドキュメンタリー。オンライン空間に閉じ込められた大学生たちの本音を描いた。

​<監督プロフィール> 畠山桃子 はたけやま ももこ

2000年3月16日生まれ 神奈川県出身 フェリス女学院中学高等学校卒業。現在中央大学総合政策学部政策科学科3年生。FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミ所属。趣味はハムスターのお世話と絵を描くこと。

最終審査委員講評

土屋敏男最終審査委員

映画監督・日テレラボシニアクリエイター)

2020年の大学生のリアル、かもしれないがもう一歩先に行って欲しい。ただの学生に言いっぱなしに見える。「周りのみんながそう言っている」そこに疑問を感じることでその先へ行ける。自分たちを被害者で終わらせないことが作品を先に進める。

筒井武文最終審査委員(映画監督・東京藝大院教授)

これは新年度入学生の現状をすくい上げた切実さに満ちている。閉鎖された大学のシャッターが効いて、ZOOMによるオンライン画面の空気感の希薄さが浮かび上げる。学生の訴えを聞いても、ではどうすれば良いのか、解決が見えない「出口なし」に困惑する。つまり安易な希望に逃げてないことを評価したい。

国内学生B部門賞

「The Future in the Sky」(14:48)

田村 莉子監督 

<作品概要>

コロナウイルスの影響で日々戦っている医療従事者。そんな方々への感謝の気持ちを込めたドキュメンタリー。自ら大学病院などにインタビューをし、今の社会の現状の理解を深めると共に、文化祭を通して学生だからこそできることに挑戦しました。現場で実際に働いている方の生の声や自分達の活動を通して、少しでも多くの方に私達の想いが映像を通して届けられたらと思っています。

<監督プロフィール> 田村 莉子 たむら りこ

2004年1月24日生まれ。東京出身。三田国際学園高等学校所属。高校2年生。

幼少期から写真に興味があり、中学時代の選択授業を機に映像制作に関与する。

最終審査委員講評

筒井武文最終審査委員(映画監督・東京藝大院教授)

ZOOM画面でのインタビューで、医療関係者の苦難を伝える。ただ、それが対面での描写を生かしてはいない。高校生たちの医療関係者への応援の姿勢は尊いが、その内実が具体的に伝わらないのは、応援メッセージが壁のレイアウトに止まっているせいだろうか。

土屋敏男最終審査委員

映画監督・日テレラボシニアクリエイター)

高校生が今年このコロナというテーマに果敢に挑んだことが一番意味のあることだと思った。未熟だろうと完成度が低かろうと逃げずにこのテーマに挑んで「自分たちが思っていたことと違った」だけで十分だと思った。病院側も喜んでいたでしょう。できれば自分たちは一体何ができるのか?そしてできないのか?の議論、迷いがもう少し見たかった。

追記:

第2回の本映画祭では、ロケーション作品部門及び国内シニア部門賞は選考の結果、該当する作品がありませんでした。

映画祭について

石垣島と湘南は美しい自然に囲まれ、かつほどよい都市機能を併せもつ、クリエイティブな作品やプロジェクトを生み出す可能性に満ちた地域です。日本のみならず世界中から観光者が訪れる世界が注目するリゾートでもあります。

この石垣島と湘南を舞台に、2019年、日本最南端のシアターである石垣島・ゆいロードシアター会場とマゼラン湘南佐島会場において、第1回石垣島・湘南国際ドキュメンタリー映画祭が開催されました。
ドキュメンタリー作品を通じて、様々な人の生き方が集い、私たちが新時代を生きるヒントにつながる映画祭を目指しています。

 

筒井武文

映画監督・

東京藝術大学大学院教授

最終審査員

土屋 敏男

映画監督・

日テレラボシニアクリエイター

長島 一由

映画監督・

元フジテレビディレクター

石垣島・湘南国際ドキュメンタリー

映画祭を体験しよう!(前編)16分17秒

※この動画は一般部門グランプリ受賞の谷口北斗監督が本ドキュメンタリー映画祭をドキュメントした作品です。

石垣島・湘南国際ドキュメンタリー

映画祭を体験しよう!(後編)16分40秒

応募方法

以下の事項を記入し、Eメールで下記映画祭事務局に送信してください。
送信先:nagashima_kazuyoshi@yahoo.co.jp

石垣島・湘南国際ドキュメンタリー映画祭事務局(担当:長島) 

​※2020年11月末に第2回映画祭の第1次募集は締め切りました。

(1)作品のメディア形式 YoutubeまたはVimeoに映像を投稿し、そのURLを記載してください。パスワードで保護されている場合は、パスワードを記載してください。
※オンライン・ストレージによる動画ファイルの送信は不可です。
(2)作品の要旨を200字程度でメールに記載してください。
(3)監督の経歴を100字程度でメールに記載してください。
(4)そのほか、必要記載事項を記載してください。

 (作品タイトル・分数・監督名・提出者の名前・住所・電話番号・メールアドレス)
(5)日本語以外の言語で作成された作品には必ず日本語の字幕をつけてください。
(6)エントリー費の送金手続きの際の、振込み明細書をスキャンして添付ファイルであわせて必ず送信してください。振込明細書の写真画像をメールに添付する形でもOKです。

​エントリー費

1作品につき3,000円

エントリー費振込先

琉球銀行:(銀行コード 0187)

八重山支店:(店番号 703)

普通口座:1010492

口座名義:石垣島・湘南国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会 委員長 長島一由

(イシガキジマショウナンコクサイドキュメンタリーエイガサイジッコウイインカイイインチョウナガシマカズヨシ)

※振込手数料はご負担ください。

募集内容

5分以上、15分以下のドキュメンタリー映画であること。

製作者がドキュメンタリーを意図した作品であること

(事実をベースにした作品や事実関係を再現した作品も対象可能といたします)。

大賞

​各部門賞

部門

国際コンペ部門(学生又は60歳以上に加点あり。かつ、英語または日本語の字幕付き作品。)
国内学生A部門 (専門学校、大学、大学院)
国内学生B部門 (高校生以下部門)
国内シニア部門 (60歳以上部門)
一般部門(学生以外及び60歳未満部門)

ロケーション作品部門(学生又は60歳以上に加点あり。八重山地方または湘南を舞台にした作品)

​※1.予備審査 実行委員による選考を経て、全応募作品から本映画祭で上映する入選作品を選出します。入選対象者の方にはメールにて通知します。2.最終審査 映画監督をはじめ、映像業界に携わる専門家から構成される最終審査員による選考において各賞の受賞作品を選定します。

公式上映作品の決定について
映画祭の第1次募集作品のうち最終選考にノミネートされた作品の監督(または提出者)にはEメールで通知いたします。また、選出された作品はWEBサイトで公開します。
※選考の当落の理由についてはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。但し、入選作品については上映会場において最終審査委員が講評を行います。

著作権の取扱について
・作品は応募者本人に著作権が帰属します。
・他人の人権及び著作権を侵害しないこと。
・作品で使用される音楽は著作権フリーまたは著作権保持者の事前許可を得たものであること。
・漫画・文学・テレビあるいは映画等の部分使用については、著作権保持者の事前許可を得たものであること。
・映画祭終了後、入選作品は監督のご意向を踏まえたうえで、ネット上で公開される場合があります。

応募上の注意
応募にあたっては、作品に使用した著作権について必要な手続きを済ませることとする。万一、第三者から権利侵害、損害賠償などの請求がなされた時は、応募者は自らの責任と負担で対処するものとし、主催者は一切の責任を負わない。

 

【主催】石垣島・湘南国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会/NPO法人KANATAN

 
 

お問い合わせ

石垣島・湘南国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会

nagashima_kazuyoshi@yahoo.co.jp

 

第1回石垣島・湘南国際

ドキュメンタリー映画祭公式上映23作品 

(※以下は著作権者の了解が得られた19作品のみ動画として公開しています)。 

グランプリ&石垣島会場観客賞作品「The words 記憶の記録竹富島」

(14:55) 広田麻子監督 八重山・一般

<作品概要>

八重山諸島竹富島。今作品は、幾人もの島人から語られる彼らの“消えゆく記憶”を、地元に暮らす人間ならではの目線と距離感で記録。未来を生きる人たちへつなげる架け橋となることを願い制作した作品。監督:石垣島在住、広田麻子氏。

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​左から広田麻子監督・筒井審査員・撮影水野さん

石垣島会場観客賞次点 「BLUE ZONE」

​新垣澪奈監督、照屋知生共同監督

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​土屋審査員・監督代理浦郷さん・長島審査委員

湘南会場観客賞作品「声を聴かせて」(14:36) 原川成羽監督 学生B部門

<作品概要>

沖縄の普天間飛行場の代替地として、名護市の辺野古で、昨年末から海岸の埋め立てが始まった。静岡の高校生たちがジャーナリストとして、辺野古の今を伝えたいと思い、直接沖縄に赴いて取材をした作品。監督は、静岡大成高校3年原川成羽氏。大賞作品を抑えての佐島会場での観客賞。

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​左から土屋審査員・原川監督・長島審査委員

​佐島観客賞次点 「BANUL_To the next journey」 谷口北斗監督

及び「The words 記憶の記録竹富島」広田麻子監督​        

国際コンペ部門大賞作品「普通の人々」(7分) 監督:Amanu Sadiki他11名 部門:国際・学生B

<作品概要>

タンザニアの孤児院で暮らす12歳から19歳の子どもたち12人がビデオカメラを手に、自分たちの普通の日々を丁寧に撮影した作品。主言語はスワヒリ語、英語字幕、現場音を積み重ねてシンプルなメッセージを伝えるノンバーバルな作品。監督は、Amanu Sadiki他11名。

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​小林一成さん(受賞者監督代理、監修)

国際コンペ部門次点「よそ者海人」島仲烈監督

学生A部門大賞作品「に、近づいて」(14:50) 高橋裕美監督 学生A

<作品概要>

癌を患う祖母・良子。彼女は齢80にして尚、挑戦し続けている。しかし、彼女もだんだんと最期に、近づいてゆく。そして、人生の達人にも、近づいてゆく。その祖母に、近づいてみえた彼女の生きる"かたち"とは何なのか。監督は日本大学の学生、高橋裕美氏。

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​高橋裕美監督

​学生A部門次点「架け橋-京都とイスラーム-」大谷真由監督

学生B部門大賞作品「時を超えてつなぐ」(10:29) 玉城大地監督 部門:国際・学生B

​次点「声を聴かせて」原川成羽監督

<作品概要>

八重山高校で最も長い時間、クラブ活動に時間と情熱を投資するカラーガード部の学生たち。しかし、長年全国大会で2位に留まるクラブチームの、悲願の優勝に挑むOGコーチと現役たちの挑戦を密着取材した作品。監督は八重山高校3年の玉城大地氏。

​学生B部門のグランプリを受賞した玉城大地監督はカナダに留学中のため表彰式を欠席したが、もともとは石垣島在住の高校生だったため、本映画祭の公式サイトやポスターのモデルを務めた人物のひとりでもある。

一般部門大賞作品「BANUL_TO the next journey」(8:38)  谷口北斗監督 一般

<作品概要>

ヒトもモノもこの場所にほんの少しだけ立ち寄って、また別の場所に旅立っていく。リサイクルショップBANULは、ヒトとモノが行き交うプラットホーム。経営者である若山さんがビジョンと底辺にある哲学を語る。監督:Monumentalworks代表 谷口北斗氏。

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​谷口北斗監督、本映画祭公式サイトにリンクしている​石垣島・湘南国際ドキュメンタリー映画祭を体験しよう!動画を製作した監督でもある。

​一般部門次点「路上ライブ」大林泉輝監督

シニア部門大賞作品「シーラの革命」(15分) 土佐昌樹監督 国際及びシニア部門

シニア部門 次点「風の村-新鮮な風を興すおじさん-」本谷英一監督

<作品概要>

香港で家事ヘルパーとして働くフィリピン人女性シーラとその家族に焦点を当て、人の移動というグローバルな現象の意味と無意味をテーマにしたドキュメント映像。もともとは54分の作品だが、上映機会を増やすために再編集した作品。監督は、文化人類学者の土佐昌樹氏。

八重山ロケーション部門大賞作品「消えゆくスマムニ」(9:04) 

祖納大樹監督 部門:国際・学生B・八重山

​次点「Blue Zone」新垣澪奈監督、照屋知生共同監督

<作品概要>

あまり耳にしなくなりつつある、島の方言(しまくぅとぅば)を残そうとする石垣島の人たちの取り組みにフォーカスした作品。なぜ、島の方言を残す必要性があるのか。それは映りゆく自然環境と深く密接していた。

監督は八重山高校3年祖納大樹氏。

国際コンペ部門次点作品 「よそ者海人」(7:57) 島仲烈監督 国際・学生B

<作品概要>

離島の中では珍しく移住者が増えている石垣島だが1年や2年で島を出てしまう人も多い。そのような中、GTを追い求め徳島県から移住して10年になる海人(漁師)高木佑次さんを通じて、よそ者の定着のカギを探った作品。

監督は八重山高校3年(現在は沖縄大学1年)島仲烈氏。

シニア部門次点作品「風の村 –新鮮な風を興すおじさん‐」(13:41) 本谷英一監督

<作品概要>

開拓民の三代目に当たる金井正治さんが興している風をモチーフに描いた物語。 金井さんは、陶芸作品の生産、幼児教育としての創造的なキャンプ、野菜生産の新たな取り組みと3つの風を興そうとしている。

監督は江別市在住75歳の本谷英一氏。

「Bubbles on the Lakeside」(14:56) 監督:高橋裕美 国際・学生A

<作品概要>

ミャンマー・インヤー湖には1人のシャボン玉売りがいる。彼のしゃぼん玉は、物売りの社会、そして彼らを見る私たちの内なる意識を浮かび上がらせる。彼らにとって何が幸せなのか。湖畔に集う人々を追ったスケッチとしての記録ドキュメンタリー。監督は日本大学3年高橋裕美氏。高橋監督は唯一二作品も入選した。

「かるしきたぼり」(12:47) 平良紳監督 部門:一般・八重山

<作品概要>

都会では次第にしなくなってきた風習である迎え火(うーくい)と送り火(うんけー)。沖縄のお盆は家ごとに微妙にやり方や考え方が違い、その家の"色"が見えるが妻の実家で石垣島の日常を切り取った。監督の平良紳氏は那覇出身で石垣島在住。

「BLUE ZONE」(9分) 新垣澪奈・照屋知生監督 国際・学生B・八重山

​石垣島会場観客賞次点作品

<作品概要>

海外の学者が世界的な長寿地域をブルーマーカーで印を付けたことから、「Blue Zone」と呼ぶようになった。沖縄はブルーゾーンとされているが、数え年100歳を迎える金城商店のおばあを通じて長寿の秘訣とは何かを探った。

監督:新垣澪奈(八重山商工高2年)、照屋知生(八重山高校2年)

「南の夢追い人」(8:45) 佐藤天徒監督 部門:国際・学生B・八重山

<作品概要>

歌の上手い渡嘉敷りゐちゃんを本物の歌手にしたいという友人の発案で、石垣島の高校生たちがプロモーションビデオを製作した。そのプロセスをドキュメンタリーとして取りまとめた作品。監督は八重山農林高校3年佐藤天徒氏。

「島で生きてゆく」(7:46) 上野優祐監督 国際・学生B

<作品概要>

離島の厳しい医療環境の中で、ICTを活用した遠隔医療が島の生活を大きく変化させる可能性を秘めている。しかし、なぜ、遠隔医療がなかなか進まないのか。高校生たちが遠隔医療をめぐる課題と解決策を模索した作品。監督は八重山高校3年(現在は青山学院大学1年)上野優祐氏。

「地域医療は地域が守る」(14:59) 袴田健斗監督 部門:学生A

<作品概要>

宗谷地域唯一の総合病院である市立稚内病院。住民から「待ち時間が長い」「医師の態度が悪い」などの不満の声があり、住民と医師の思いに乖離がある。地域医療を守るために動き始めた住民たちが事態を変えはじめた。

監督は稚内北星学園大学袴田健斗氏。

「次は何に生まれましょうか」(15分。但し下記の映像は予告編。) 野本梢監督 一般

<作品概要>

稲村久美子さんが監修の下、ご自身が経験された、娘が他の子と少し違うと思いながらも誰にも相談できないうちに周りからは母親の資質を問われ、つい娘にあたってしまう。そしてまた非難されるという悩みを再現した作品。

監督は埼玉県蓮田市在住、野本梢氏。

「酔っぱらいの主張」(5:37) 鹿志村勝也監督 一般

<作品概要>

石垣島のカッシーズ・バー。島ではお馴染みの3杯で1000円のいわゆる「センベロ」を目当てに客が訪れる。そこでは酔いに任せてお客様が自由奔放に語ってゆく。カフェのマスター自身がその模様をカメラに収めたドキュメント。

監督:石垣島在住の鹿志村勝也氏。

「社公」(8:53) Jiahao Tan監督  部門:国際・一般

<作品概要>

社公は土地の守り神である。中国の民俗信仰が地理的にどのように根付き、人々の記憶に埋め込まれてきたのか。監督60以上の社公を無意識に撮影した。その理由を自分の幼少期の原体験に重ねるところからストーリーは始まる。

Jiahao Tan氏は中国人監督。

学生A部門大賞次点作品「架け橋‐京都とイスラーム」(14:58) 大谷真由監督 部門:学生A

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<作品概要>

京都や滋賀でインド料理店を展開しながら日本人の妻と家族5人でここ京都に暮らすラジャスさん。彼の生き方、地域や家族とのつながりは、私たちに文化の壁を越えた「隣人」としての生き方を問いかける。監督は同志社大学生の大谷真由監督。

「路上ライブ」(14:59) 大林泉輝監督 一般

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<作品概要>

横浜駅前にて、ハタチ、駆け出しのシンガーソングライター「世界晴太郎」の路上ライブがスタートする。彼の前を多くの人が通り過ぎていくが、真冬の路上で歌い続ける彼の姿に足を止める人がいるのも確かだった。

監督は横浜市在住の大林泉輝氏。

「少年とトング」(9:30) 太田信吾監督 部門:一般・八重山

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<作品概要>

道路で野生動物が車に轢かれて命を落とすロードキル(轢死)が全国的に増加している。行政や警察の対応が追いつかないこの問題に対して、犠牲になった動物たちを道路から駆除・保護する中学生の少年の取り組みを描く。

監督:東京都在住の太田信吾氏。

「信じるということ」(14:33) 池田大介監督 部門:学生A

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<作品概要>

6 人で共同生活を行う宗教団体に学生監督がカメラを向けた。この作品ではジャン・マリ ―神父を父親のように慕うコルベ・マリーという一人の男の人生を通して、信じるとは何 か、幸せとは何かを問いかけた作品。監督は、同志社大の学生である池田大介氏。

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皆さま、本当におめでとうございます!

​ご来場くださったお客さま、誠にありがとうございました!!​2019年12月22日湘南佐島会場